米アカデミー賞、『ゼロ・グラビティ』のA・キュアロンに中南米出身初の監督賞 - News at a glance

米アカデミー賞、『ゼロ・グラビティ』のA・キュアロンに中南米出身初の監督賞


米ハリウッドで2日開催された第86回アカデミー賞授賞式で、宇宙空間を舞台としたスリラー映画『ゼロ・グラビティ』でメガホンを取ったアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞した。

小さい頃の夢は宇宙飛行士だったというキュアロン監督。だが宇宙の代わりに、ハリウッドの頂点へと舞い上がった。

メキシコ出身のキュアロン監督は、中南米出身者として初めてアカデミー監督賞を受賞した人物となった。

壇上に上がりオスカー像を受け取ったキュアロン監督は、同作品の主演サンドラ・ブロックの演技をたたえ、「サンディ、君こそが『グラビティ』(引力)だ。君はこの映画の魂であり心臓だ。共に仕事をした中で最も素晴らしい人で、僕が今まで会った中でも最高の人々の一人だ」と語った。ブロックは、宇宙遊泳中に起きた事故でジョージ・クルーニーと共に宇宙空間をさまようことになった飛行士を演じている。

同部門にはその他、『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル監督、『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』のアレクサンダー・ペイン監督、『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン監督、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督がノミネートされていた。

『ゼロ・グラビティ』はアカデミー賞に先立ち、ゴールデン・グローブ賞、全米監督組合賞、英国アカデミー賞など映画界の各賞を独占していたことから、キュアロン監督の受賞は有力視されていた。

同作は、スタンリー・キューブリック監督の傑作『2001年宇宙の旅』とも比較されるなど評判が高く、人気SF映画『アバター』のジェームズ・キャメロン監督も「今まで作られた宇宙映画で最高の出来」と評していた。

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